SP-GとSP-GN

SP-Gを装着するには、レカロ純正サイドステーが必要になります。

プロフィの後継モデルとしてのSP-Gとして登場。補強リブが米の字型が初代SP-Gです。幅広く競技用として使用されていますがショルダー幅は実測値585oと大きくドアに干渉する車種があるので要注意。
2代目SP-Gは補強リブが大の字型でトルソーラインを緩やかに変更されています。現行モデル名はSP-GUとなっていますが2代目SP-Gの背面カバー面積を大きくし刺繍が追加されたものがSP-GUとなります。
3代目SP-Gが、変更箇所は座面ウレタンがSP-Aと同じものになっており、モデル名はSP-GTとなっています。シェルの構造的な変更は無いようですが座面ウレタン変更されておりSP-Gに比べポジションが上がり、前高のため日本人には不向きと言えます。フルバケをお考えならSPーGのほうがお勧めです。SP-GTUはSP-GUと同じく背面カバー面積を大きくしRECAROのロゴ刺繍が追加されています。

次にSP-Gの姉妹モデルのSP-GNですが、装着にはレカロ純正のSP-GN用のサイドステーをご使用ください。後述の座面幅の前後の違いのため左右シンメトリーのSP-G用サイドステーでは装着できません。
日本仕様としてショルダー幅が実測値560oになり、座面幅を当時の車検対応対策としてシート前端から200oで400o以上を確保し、車検対応となっています。SP−GNはサポートが甘いと言われるのはこのためだと言えます。またベルトホールの位置はSP-Gより25o程度、ショルダー位置も10o、サイサポート部はトップより20o下がっており日本人向けに開発されています。レカロのベルトホールはスパルコのような形状ではないため調整幅が少なく、SP-GNのベルトホールは日本人の平均身長の170cm前後が想定されています。

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